takanakahiko’s blog

多分三日坊主で辞めます。

もくもく温泉 開発合宿 #11 参加報告 #mokumoku_onsen

もくもく温泉 開発合宿 #11 に参加した.

とても素晴らしいイベントだったので,記録を残しておこうと思う.

初日

GW初日の09:30,東京駅前に集められたITエンジニアの集団.

そう,彼ら(今回は女性参加者はいなかった)は「もくもく温泉 開発合宿 #11」に参加すべく,バスを待っていたのだ.

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バス停の掲示だが,それは紛れもなく母であった.

20分程度待つと,我々が乗るためのバスが来た. バスに乗ること2時間, prphyt などと会話をしていたら,「東庄バス停」に着いた.

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バスから見える光景.それは眼精疲労のオッサンに優しい色をしていた.

東庄バス停で,旅館からのバスを待つ間,コンビニで買い出しを行なった. 迎えのバスが到着し次第,酒屋でも買い出しを行い,宿へと向かった.

これは余談であるが,コンビニにてカゴに投入される大量のモンスターエナジー(写真は撮り忘れた)を見て「ソリューションだなぁ」とボヤいていたらやたらウケた.何故なんだ.

バスに乗ること数分,旅館に到着した. 挨拶等を済ませ,さっそく開発部屋へと向かった.

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土善の「土」にはバッククォート記号が付いている.「土`善」なのだ.

「おお...!」

開発部屋に入った我々は思わず目を見張った.

10メートル四方はある空間,それに十分見劣りしない巨大なスクリーン,プロジェクター,ウォーターサーバー,人をダメにするクッション,加えて冷蔵庫も完備,「ぼくのかんがえたさいきょうのかいはつべや」がそこにはあった.

さらに驚くべきはレンタルサービス. 24インチディスプレイや変換ケーブル,ホワイトボード等のレンタルがプランに含まれていた.

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驚くべきレンタルサービス.ネットワーク環境も申し分ない.

かくして開発タイムが始まった.

開始2秒で「水を飲むか〜」といいながらコップに日本酒を注ぐ人間が大量に現れた. そう,我々は宿に着くまでの買い出し時に,日本酒とレッドブルを大量に買っていたのだ.

自分は,日本酒をレッドブルで割って飲むことにした.

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買い出しで買った燃料.エンジニアの生産性を上げる2点セットである.

しばらく開発をしていると,開発部屋に猫が現れた. 旅館に住んでいる「はなちゃん」である.

時々,開発部屋に現れては我々を癒してくれた.

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ITエンジニアの心を鷲掴みにしている猫の図.

自分の開発の内容というと,大学院での研究まわりのリポジトリ再構成を行なっていた. 自分はPythonで研究における開発を行なっているが,ドキュメント周りがおろそかになってしまう. そこで,pylintを導入しpydocの記述を強制する,さらにCircleCI上で Sphinx にかけることでドキュメントの自動生成を行うようにした.

継続的インテグレーションの前例を研究室に残すことで,後輩にも研究環境について考えるような機会を与えたいといったといった側面もある.

作業に没頭していて,気がつくと夕飯を食べる時間になっていた.

集中作業後の食事ほど幸せなものはない. また,白米が美味で何度もおかわりをした.

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1日目の夕飯,美味の暴力である

夕食後は,各々で風呂に入ったり,寝室へ向かう等,自由に行動した. 自分は,作業の調子があまりにも良かったので,深夜の3時まで起きていた.

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寝室の名前.「オッサンしかいないけどな」「ワハハ」

作業が落ち着き次第,入浴をした.

この旅館の魅力として,風呂が24時間使用できることが挙げられる.

風呂の時間に合わせるためにスケジュールを組む必要がなく,また混雑緩和にも繋がっている.風呂ぐらい静かにマイペースに浸かりたいものである.

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普通だな...!

と,この日は結局おおよそ3時半での就寝となった.

二日目

朝,8時半に起床し,そのまま朝食を食べた.

朝食は,正直あまり記憶にない.味噌汁が美味しかった.

朝食後,各々で作業を再開する. 自分は,出版社とのやりとりで「これ,自動化できませんかね?」といったものがあったのでツールをこしらえることにした.(事情が事情なので,あまり深くは言えない)

10時になると,自分はおもむろに席を立った. 休憩スペースのような場所にあるテレビをつけるとアニメ「キラッとプリ☆チャン」を視聴開始した.

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萌木えもちゃんが今週も可愛い.はやくこれになりたい.

ちなみに,キラッとプリ☆チャンは,「プリティーシリーズ」の最新作であるが,「プリティーシリーズ」の作品は基本的に関連性がない.つまり,前提知識は不要であるため,気軽に視聴してほしい.

視聴完了後,開発部屋に戻り作業を再開した. 開発は概ね順調に進んだ.

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開発部屋.プロジェクターでは,シュタインズゲート等が流れていた.

昼ごはんは,親子丼だった. 当然のように白米はお代わりし放題で,最高の二文字だった.

味もとてもしっかりしていて,いわゆる「母の味」とも言えるような安心感がそこにはあった.

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筆者は,メシを撮影するときにサムズアップしないと死ぬ病気なのだ.

食事中に,「本棚の品揃えが異常」という話題になった. 食事後に休憩室へ向かい,本棚を覗き込む.

「なるほど」

いい意味で異常だった.

漫画,同人誌,技術本,もう意味がわからなかった(最高だった).

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ちなみに,「電車でD」はゲーム化もされている同人誌である.

開発部屋にはホワイトボードが置いてあった.

作っていないようだったので適当に絵を描いた. arclispくんも右に絵を描いていた.

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筆者はある機関より,「定期的に真中らぁらちゃんを描かないと貴様の命はない」と脅されている.

開発部屋では,「ドラゴンボール」や「ゆるキャン△」,「日常」,さらには「ロシアンカークラッシュ」というロシア人がひたすら事故る動画等がプロジェクターで流されていた.

各々,映像を見るものもいれば,BGM代わりにして作業を進めるものもいた.

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流れるアニメが変わるたびにホワイトボードにキャラクターが増える.

また,参加者の方にVR機器を持ってきていただいていたので,プチ体験会が行われた.自分は,VRカノジョでスカートの中を覗くなどをしていた.

ちょっと,本格的に面白かったので,このためにお金を貯めるか検討している.

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筆者の醜態.画面を見ればわかるが,スカート内の写真を撮ろうとしている.

と,作業とは呼べないようなイベントを挟みつつも時間は流れ,夕食を食べることになった.

この日の夕食は,とても豪華だった. 写真を見ていただきたい.

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しゃぶしゃぶと,舟盛り刺身と,これに加えて煮魚が供給された.最高である.

ビールを飲みながら,もう腹一杯食べた.ここには人権があった.

その後作業をし,就寝した.

最終日

とはいえ,昼まで作業して帰っただけなので,特筆して書くことがない.

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昼ごはんはカレーだった.

帰りのバスではほとんどの参加者が爆睡していた. 自分はバスで寝付けなかったので作業を進めていた.

あと,解散後に arclisp と秋葉原に行ったが,PCケースがぶっ壊れて地面にダイブして,見ていて愉快だった. その後,一緒に天丼を食べたが,完全に死んだような顔になっていた.

まとめ

今回のイベントで,とても良かった点を以下に挙げる.

  • 宿の設備が最高だった
  • 宿の方の気遣いが最高だった
  • 主催者の方をはじめ,皆がお互いに気遣いしていて雰囲気が良かった

と,ここで忘れてはいけない事実がある.

今回,私は「スポンサーされるプラン」で行ったのだ. connpassで参加登録する際にそれを選択することで,「スポンサーする枠」より参加費を支援してもらうことができる仕組みだ. 主に,我々のような学生であったり,「参加意欲はあるがお金が...」という思いを持つ人が参加しやすくするための制度である.

今回「ゴールドスポンサー」で申し込んでいただいた方をはじめ,様々な方のおかげで本イベントを楽しむことができた本当に,本当にありがとうございます.

次回があったらまた参加したい. この記事を読み,参加したいと思ってくれる方がいたら幸いである.

以上.