この記事はディジコンアドベントカレンダーより、12/8の記事です。
アドベントカレンダー、なんだかんだ俺一人でやることになるのかと心配になってたけどみんな乗り気みたいなんで助かりました。
今回はタイトルの通り、ディジタルコンテンツ研究愛好会にSlackを導入した際に工夫した点や苦労した点を話していければなと。俺みたいに困ってる人が見てくれるといいな。
今までのシステム
ディジコンでは、LINEやサイボウズLIVEを使ってきましたが、イマイチしっくり馴染みませんでした。これらが劣っているわけではなく、ディジコンの活動スタイルに合致していなかったというわけです。
これらの問題点としては
- 既読システムによる積もるヘイト
- 通知がリアルタイムでないために周知しづらい連絡
- 業務連絡と飯テロの共存によるカオス
で、新しく提唱されたのがSlackです。
Slackの特徴
といっても、僕自身全部の機能を知っていて使いこなせるというわけじゃないですが
- チャンネル機能(話題ごとに話す場所、メンバーを分ける)
- PC、スマートフォンともにリアルタイム通知のクライアント
- 絵文字カスタマイズ機能
- カスタマイズ可能なSlackBot
まあこのぐらいですかね?
全てが今までのツールに勝るわけではないですが、「雑談と業務連絡でチャンネルを住み替える」「SlackBotで遊ぶ」「絵文字でディジコンのロゴを使用できるようにする」等、ディジコン自体の活動スタイルには割と適しているという感じでした。
導入工夫1「SlackBotの充実」
まず一番に効果が見えたのがこれ、SlackBotの充実です。何かを導入する際に鉄則なのが
「導入メリットを説明するより、まず面白いと思ってもらうことが必要」
というのが僕の考えです。
そこでこのSlackBotです。まあ、まずは見てもらいましょう。
うーん、このクソBOT。
でも見てください、みんな面白がって書き込むでしょ?
とりあえず、誰でも気軽に書き込める環境作りは必要なことだと思います。
あと、「Slackはただのチャットツールではないぞ」ということも伝わったんじゃないかなと思います。
あとはこんなのも。
こんなクソBOTに何の需要があるでしょうか?
いやあるんです。
あとはこれとか
...これは割と需要あるのでは?
と、いった感じでまずはSlackに書き込む習慣をつけてもらいました。
おみくじ機能なんかは好評で、毎日誰かが必ずおみくじしてたり、今でも有志によってレスポンスが追加されたりしています
ん?有志によるレスポンスの追加?
そうなんです。このSlackBotを作るのに特別な知識は必要ありません。
- どのような投稿がされたら
- どのように返すか
というのを設定するだけで簡単に作れるのが特徴です。
詳しい作り方は調べてもらえると助かります。
導入工夫2「ルールの制定」
これは本当に大事です。
まず、こういうツールを使うにあたって、ストレスを感じてしまうようでは元も子もありません。
「誰かにとってはよくても、違う誰かにとっては不快」「連絡を言っても返事が来ないとヘイトが貯まる」等、わざとではなくても文字だけのコミュニケーションにおいてはストレスは貯まりやすいものです。
やはり、常時利用してもらうためにはストレスフリーにする必要があると考えられます。
そこで、ルールを定めるという解決法があります。
例えば
- 基本的に雑談や飯テロはrandamチャンネルで行うこと
- generalチャンネルでは業務連絡を行うので通知はonにすること
- generalチャンネルで行われる連絡に関しては、確認し次第reaction*1をすること
など、ルールを定めます。
例えば、「おもくじ」等で遊ぶのはrandomのみといった感じです。randomでは本当に何を言うのも自由なので、駅メモのスクショだったり飯テロだったりみんなそれぞれ好きな話題で話しています。
Slackの利用方針である
- 書き込む場所とタイミングを考えさせる
- 気軽に書き込ませる
この二つを両立させる際には、こうやってルールを定めることが一番大切であると思われます。
しかし、ルールとはいえ随時変更していく必要があります
メンバーの使う様子を見て、使ってみた感想をしっかり会って生で聞いて*2、臨機機応変に変えていく必要があると思います。
最後に
まあ、結果的にはスクショを見てもらった通り、割と浸透しています。
今回はSlackの良さというより、新しい物事を浸透させていくにはどうすればいいかという話でした。
結局のところ
- 導入する当初の目的を忘れずに
- 口頭で浸透させるのではなく実際にアクションを起こし
- みんなを巻き込んでいく
というのが大事かなぁと思います。
そういや最初はLTを浸透させるのも一苦労でした。
あと、この前聞いた話ではGoogleAppsを会社に浸透させるのも割と会社の課題であるみたいですね。
そう考えると、何かを浸透させるっていうのは割といろいろなところが考える大きな課題だったりするのかもしれませんね。
この記事が何らかの参考になって、皆さんの役に立てるとうれしいです。
ということで以上。
「愛好会にSlack導入するのにそれなりに工夫した話」でした。
文章下手ですが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
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